オレンジオイルで憂鬱な気分を吹っ飛ばそう!

アロマと心と体のバランス

新しい年が明けましたね。昨年はコロナの感染が拡大し、今年に入っても感染者が増加し続け、心がスッキリしなくて憂鬱な気分になっている方もいるのではないでしょうか。

また、学生の方は新学期が始まるのでワクワク感の半面、「学校に行きたくないな~」という感情もあるのでは?

様々な不安があり、落ち込みぎみな時に是非使ってほしいのが「オレンジ」のエッセンシャルオイル。私も落ち込んだ時に何度も助けられました。

目次

エッセンシャルオイルオレンジ

オレンジは標高10mほどになる常緑樹です。一言でオレンジといっても、オレンジスウィートとオレンジビターがあり、今回はオレンジスィートを紹介したいと思います。

学名: Citrus sinensis
科名:  ミカン科
抽出部位: 果皮
抽出方法: 圧搾法

高濃度で使用すると皮膚刺激があるので、特に敏感肌の方は十分気をつけて使用して下さい。
また、オレンジスウィートは※光毒性がないまたは弱いと言われていますが、肌につけた時には5~6時間は日光に当たるのを避けてください。
※光毒性・・精油成分にフロクマリン類が紫外線と反応して、皮膚につけてから日光に当たると炎症や発赤、しみを起こすことがあります。

心への作用

さわやかな香りで、落ち込みや無気力、不安感を解消し、前向きで元気な気持ちにしてくれます。また、自律神経を安定させる効果も期待できます。

 以前、発達障害の中学生と接したとき、とても落ち込んでおり、パニック状態になっていたのでオレンジオイルの香りを嗅ぐように勧めてみました。嫌がる香りであれば無理強いはしないつもりでしたが、本人にとっては良い香りだったようで、ゆっくりと鼻から深呼吸をしはじめました。そのあと、気分も落ち着き笑顔になったのを覚えています。

たった1滴、ティッシュに落としたオレンジオイルの芳香成分は、鼻から脳へわずか0.2秒で届きます。脳内では、食欲、睡眠、性欲をコントロールする「偏桃体」や記憶を司る「海馬」がある『大脳辺縁系』から、自律神経や免疫を調整する「視床下部」やホルモン調整をする「脳下垂体」、知的活動を司る「大脳新皮質」へと伝わっていくのです。

つまり、エッセンシャルオイルの香りはダイレクトに脳に働きかけるのですね。
オレンジのフレッシュなフルーティーな香りが、脳に働きかけ、心を落ちせたのだと考えられます。緊張しているときやストレスを感じるときにもリラックスされてくれる香りです。

すぐできる!オススメの使い方

香りの吸収

ティッシュまたはコットンにオレンジオイル1~2滴垂らし、ゆっくり吸いこみます。
マグカップに熱めのお湯を注ぎ、オレンジオイル1~2滴垂らして吸いこんでみるのも良いですよ。

香りの散布

お持ちのディフューザーにオレンジオイル6滴入れ、空中に散布します。
お部屋にオレンジの香りが広がります。

トリートメント

ホホバオイルやココナッツオイルなどの植物性のキャリアオイル
大さじ1(15㎖)にオレンジオイル3滴入れ、よく混ぜます。
肌に塗って、やさしくマッサージしてみましょう。

アロマバス

アロマオイル:キャリアオイル20㎖にオレンジオイル1~5滴を容器に入れ、よく混ぜます。
バスソルト:天然塩50~100㎖にオレンジオイルを1~5滴を加えて、よく混ぜます。

オレンジオイルだけではなく、ラベンダーやゼラニウムとブレンドするのもおすすめです。
簡単なので、ぜひ試してみて下さいね。

まとめ

オレンジオイルをうまく活用し、心の健康に役立ててほしいと思います。

精神面だけではなく、オレンジオイルは体のバランスを整えたり、キッチンのお掃除にも大活躍してくれますので、機会がありましたらご紹介しますね。

エッセンシャルオイルを効果的に使って、新しい年を元気に過ごしていきましょう!

この記事を書いてくれた人 ライター&セラピスト 弘美さん
好きなこと、読書、クラフト作り、アロマ

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