ゆらぎ世代におすすめの香り♪

アロマと心と体のバランス

40代後半になるとなぜか気分が落ち込んだり、イライラしたり、頭痛や吐き気に悩まされたりするなど様々な不調があらわれて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私も頭痛やイライラをはじめ、様々な不快な症状に悩まされているひとりです。もちろん病院に行って薬を処方していただくことも大事ですが、日々の生活に香りを取り入れることでココロや身体がラクになることもあります。

今回は、ゆらぎ世代を笑顔で乗り切るためのオススメのエッセンシャルオイルを紹介します。

目次

なぜ揺らぎ世代にアロマテラピーなのか

なぜ ゆらぎ世代に香りが効果的なのか.

ゆらぎ世代といわれる40代後半になると卵巣機能が衰え、女性ホルモンの一種であるエストロゲンが急激に減少します。そのために脳が指令を出しても、エストロゲンは分泌しないので脳が混乱し、ホットフラッシュや頭痛、腰痛、肩こり、めまい、吐き気、情緒不安定、うつ状態などの不定愁訴がおこりやすくなるのです。

なぜ不快な症状があらわれる、このゆらぎ世代にエッセンシャルオイルの香りが効果的なのでしょうか?実は、エッセンシャルオイルの香りの伝わり方に秘密があるのです。

エッセンシャルオイルの香りを鼻から吸い込むと、香りの情報は脳内の「大脳辺縁系」に伝わり、その速さは0.2秒以下と言われています。(歯の痛みを脳が感じるスピードが約0.9秒なので、かなり早く情報が伝わることが分かります)

「大脳辺縁系」には感情の中枢である偏桃体や記憶の中枢である海馬があり、香りをかぐとこれらの部位が刺激されます。

また、香りの情報は、「大脳辺縁系」の視床下部にも伝わり、自律神経の働きを調整し、体温調整や睡眠、内分泌系(ホルモン)の中枢も刺激するのです。

これらのことから、香りの情報は鼻から脳に伝わり、感情や記憶、自律神経、ホルモンを刺激するので、ゆらぎ世代の様々な不快な症状を軽減する効果があると考えられるのです。

 オススメのエッセンシャルオイル

多くのエッセンシャルオイルの中でもゆらぎ世代に合ったオススメのアロマオイルを紹介したいと思います。

クラリセージ

学名:Salvia sclarea(サルウィア スクラレア)

科名:シソ科

香りの特徴:さわやかな甘さにスパイシーな香りを含んだ温かみのある香り

作用:エストロゲンという女性ホルモンと似た構造の成分「スクラレオール」が含まれています。そのため、PMS(月経前症候群)や月経不順などの月経トラブルや更年期症状の緩和に役立ちます。また、血行を促進して体を温める作用があるため、冷えや肩こり、頭痛に効果が期待できます。

気持ちを癒やし、安心感を与えてくれるので、ショック・緊張・悲しみ・孤独感・不安感・うつ気分など様々なストレスに対応することができます。

注意点:高濃度、長時間の使用に注意して下さい。

集中力が必要な時や飲酒前後の摂取は控えてください。

てんかん症状、アレルギーのある方は医師にご相談ください。

サイプレス

学名:Cupressus sempervirens(クプレッスス センペルウィレンス)

科名:ヒノキ科

香りの特徴:松に似た気分をすっきりとさせるすがすがしい香り

作用:ホルモン調整作用があり、更年期症状や月経不順など女性特有の悩みの緩和に役立ちます。また、血液循環を促進させる効果があるので、むくみの改善、静脈瘤に役立ちます。滞ったエネルギーを循環させ、心にあるわだかまりを取り除く働きをします。

ゼラニウム

学名:Pelargonium graveolens(ペラルゴニウム グラウェオレンス)

   Pelargonium asperum(ペラルゴニウム アスペルム)

科名:フウロソウ科

香りの特徴:バラに似た香りの中にミントを混ぜたような重厚感のある甘い香り

作用:心身ともにバランスを保つ作用があり、落ち込んだ気分を明るくし、ホルモンバランスを整えて婦人科系の症状の緩和に役立ちます。更年期症状を和らげたいときに有効です。血液循環を促し、リンパの滞りをよくしてむくみの解消を促す効果が期待できます。皮脂バランスを整える働きがあるので、肌のくすみやニキビなどの肌トラブルの緩和にも役立ちます。

注意:刺激性があるので、敏感肌の人は低濃度で使用して下さい。

 ローズ・オットー

学名:Rosa damascene(ロサ ダマスケナ)

科名:バラ科

香りの特徴:気品あふれる甘くフローラルな香り。「香りの女王」。

作用:ホルモン調整作用に優れ、更年期の気持ちの浮き沈みをはじめとして症状の緩和に役立ちます。肌の再生能力を高め、皮膚の弾力や潤いを取り戻してくれる効果が期待できます。

鎮静作用と高揚作用を合わせ持つため、精神のバランスを立て直し心を強くする働きがあります。

注意:作用が強いので少量で十分です。

 ラベンダー

 

学名:Lavandula angustifolia(ラウァンドゥラ アングスティフォリア)

科名:シソ科

香りの特徴:草の香りがほのかに漂うフレッシュで甘い香り。

作用:副交感神経を活性化し、自律神経系のバランスを整える作用があります。脳内のセロトニンの分泌を促すと言われています。鎮静作用があり、頭痛や肩こり、筋肉痛の緩和、不眠・抗うつなどに用いられます。抗炎症作用もあり、感染症や虫刺されにも役立ちます。

注意:高濃度で使用すると覚醒し、眠れなくなることがあります。

低血圧の方は感覚が少し鈍化して、眠くなることがあります。

アロマテラピーの楽しみ方

香りの拡散

ティッシュやハンカチにオイルを1~3滴たらしてみてください。

ディフューザーやアロマランプなどを使用するのも良いでしょう。

吸入(フェイシャルスチーム)

洗面器にお湯を入れ、オイルを1~3滴たらします。頭からバスタオルをかぶり眼をとじて、洗面器のお湯から上る蒸気を吸いこみます。

アロマ湿布

洗面器にお湯を入れ、オイルを1~2滴たらしてタオルを浸してしぼります。筋肉が張っていたり、肩こりや腰痛など痛みがあるところにあてます。熱をもっていて冷やしたい場合は、冷水にオイルをたらしタオルを浸してしぼり、患部にあてます。

手浴・足浴

バケツや洗面器にお湯をいれ、オイルを2~3滴たらします。お湯をかきまぜながら、リラックスして手足をつけます。

アロマバス

天然塩やキャリアオイル(10㎖)にオイル1~5滴を混ぜ、浴槽のお湯に入れます。リラックスして、深く香りを吸い込みましょう。

※キャリアオイルとは、アロマオイルを安全な濃度まで薄める材料です。
オリーブ油・スウィートアーモンド油・ホホバ油・ココナッツ油などがあります。

トリートメント

キャリアオイル15㎖にオイルを3~15滴を混ぜたトリートメントオイルをつくります。足の付け根やひざ裏、アキレス腱のまわり、わきの下、鎖骨のくぼみなどリンパ液が溜まりがちなところをセルフマッサージして、リンパの流れをスムーズにしましょう。

 まとめ

紹介したオイル以外にも、ココロや身体に良い影響を与えてくれるオイルは数多くあります。1種類(シングル)でも良いのですが、2種類以上(ブレンド)するとさらに深みのある香りになり、オイルの成分の足りない部分を補足するなど相乗効果が期待できますよ。

私は足のむくみがひどいときは、キャリアオイルにサイプレスとラベンダーをブレンドしてトリートメントしています。香りでリラックスできるし、足も軽くなるので是非試してみて下さい。好きな香りは日によって、時間によって変化していきます。昨日好きな香りだったとしても今日その香りが好きだとは限りません。

「このアロマオイルじゃなきゃだめ」ということではなく、香りをゆっくり深く吸い込んで、その時に自分が心地よいと感じた香りを選んで使用して下さい。

ココロや身体に元気をもらえるオイルが見つかると、毎日の生活が変化し、今よりも笑顔が増えていく思います。毎日忙しいゆらぎ世代だからこそ、ぜひ、生活の中に香りを取り入れてみて下さい。

by aromaライター 高橋弘美

アロマ&ペーパークラフト&読書が好き

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