アロマの基本、癒しだけではなく、ご自分ご家庭のお手当にお役立ち。

アロマの基本

アロマは昔に比べて、取り入れる方が多くなってきましたが、
まだ、癒しのアロマという捉え方の方が多いと思うのです。

 

そこで読者の皆様が、簡単にアロマの基本を覚えていただき、ご家庭でのお手当の様なイメージでアロマを取り入れて欲しいと思い、これから書いていきたいと思います。

ときには、情報が足りない部分も多々あると思いますが。気がついたときに情報を足していきたいと思います。

また 私だけが記事を書いていくのではなく、実際アロマを活用している方々にも依頼をして、みんなで記事を書いていきます。そのほうが違った目線でも紹介できるのではないかと思っています。

目次

アロマって何?アロマセラピーって?エッセンシャルオイルって?

アロマアロマっていうけど、いったいアロマって何?。

アロマとは香り,芳香のこと.
アロマ(香り)を使ったセラピー(療法)のことをアロマセラピー フランス語ではテラピーと呼んでいます。
ヨーロッパ発祥の自然療法の一つなんですよ。

 

アロマセラピーとは芳香植物(ハーブ)から抽出された100%天然のエッセンシャルオイル。

 

植物の花、葉、つぼみ、根、樹脂、樹皮、果皮、茎、木などの部位から抽出して、芳香成分のみを抽出して作る液体がエッセンシャルオイルなんですね。

各部位には細胞組織内にある「油胞」と呼ばれる小さな袋があります。その部分から抽出された液体の芳香物質です。

 

エッセンシャルオイルには10〜数100という芳香物質が含まれていて、各成分には薬理作用があります。

ちょっと思いだしてみてください。ペパーミントの葉を指でスリスリするとミントの香りがしますよね?そのスリスリした時、この「油胞」がつぶされて、その油胞からオイルや香りが出てくるんです。その香り嗅ぐだけで、爽やかな気持ちになりませんか?

 

化学者ルネ・モーリスガットフォセ

私自身が、アロマ資格取得中に感銘を受けたのが

ルネ・モーリスガットフォセのお話。ガットフォセは実験中に火傷を負いますが、目の前にあったラベンダー(実験中?)を塗ったら、傷が治癒したことを講師から学びました。そこからガットフォセは精油の研究に力を入れたのでした。

ガットフォセは 1930年に「アロマテラピー」が刊行されました。

医師のジャン・パルネに受け継がれ、彼は膨大な臨床データーを積み上げて、アロマセラピーの基礎を築きました。

香りは 速攻で脳へ伝わるの

私たちって悪臭やガスの匂い、腐った匂いって瞬間的に気付きますよね?それは体に危険だよって本能的にわかるはずです。その匂いって、0.2秒以下で脳に伝わるんです。どこかに足をぶつけて痛いと感じるまで、なんと0.9秒以上。どれだけ早いかわかりましたか?
余談ですが、認知症になる前に気づくのは嗅覚や味覚の変化なんです。匂いに気が付かなくなったときは気をつけましょう。

好きな香りはハートに働くし嫌いでも体に働くの。

過去にテレビ番組で10人の方がオレンジのエッセンシャルオイルを嗅いでもらい脳波計でα波(リラックス)状態を観察する実験が行われたのですが、その結果α波が増加した人、変化ない人ベータ波(ストレスがかかった)に別れました。
これはオレンジの香りが好きな人、どっちでもない人、嫌いな人だったのです。

しかし、この時10人全員が皮膚の温度が上昇したんです。ということは好き嫌い関係なく誰にでも体にも作用するってわかってもらえましたか?
最初は嫌いで嫌な香りでも、慣れることによって好きになっていくこともあります。

そうなんです。アロマを学び始めたときの、私のショックは、好きな香りが柑橘系しかなかった。
このまま講座を受講していいのだろうかと、本気で悩みました。しかしながら 不思議に講座が終わりになるにつれて、あんなに苦手な香りが好きになって、今に至っています。

エッセンシャルオイルの特性は

水に溶けにくい
アルコール、油脂によく溶ける
揮発性の芳香物質。強い香りを持ちすぐに空気中に蒸発する。
主成分は炭化水素類、アルコール類、アルデヒド類、エステル類などの有機化合物
分子量が小さい
様々な薬理作用を持つ。
精油成分は光、熱、酸素によって変化し劣化する。

エッセンシャルオイルを選ぶポイント

100%天然でピュアであること
学名 原産国 抽出部位が明記されているもの
品質管理が詩っっかりしているもの
原料が無農薬有機栽培、100パーセント野生の天然のもの
含有成分がはっきりしているもの
瓶の口のドロッパーが1滴0.05〜0.06mlのもの
蒸留方法が明記されているもの
容量が明記されているもの

 

この2点特性と選ぶポイントを覚えて、エッセンシャルオイルをお買い求めください。

香りが苦手な人は 柑橘系の香りからスタートしてみましょう

先ほどのテレビ局の体験でもわかるように、柑橘系のオレンジを嗅ぐだけでも体が温まる作用がわかっていますので、好きな香りからスタートしても体に作用されます。あまり深く考えず、好きな香りを見つけることからスタートしてみてくださいね。まず、基本は香りを嗅ぐだけです。お部屋にディフューズ すると気持ちも変わります。

 

まとめ

私自身も アロマを学ぶ前は、安いものでもいいのかなって思っていました。

しかし、学んでみると、香りだけでも脳に直結することを知り、手に取るものは高くてもいいものをと考える様になりました。また、今、いろんな商品が出ていて、香りの強いものまで出ていますので、今回の知識をぜひ活かせいてください。

お子様のいるご家庭、若い方などはぜひ、品質の良いものを取り入れて欲しいと思います。

 

参考文献
医師がすすめるアロマセラピー決定版

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